江東区の心療内科/精神科【浅川クリニック】菊川・森下駅最寄り。うつ病,パニック障害

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浅川クリニック

院長コラム

「コロナパニックうつ病」に克つ!①

初期症状に早く気付くこと
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二〇二一年七月、ワクチン接種がどんどん進んできた。七月下旬には東京オリンピックも開催された。
その後「どうなるんだろう!」と誰もが思う。

結論が見えてこない時間の中で、戸惑いが、うつ気分を抱えてしまう。
誰もが、うつ病になる時代に入って来た。

約一年八カ月前まで「コロナで次々と店や会社が倒産に追い込まれる」とは思っていなかった。
そして今、ハローワークは就職先を探している人たちであふれかえっている。
半年も、仕事探しをするが仕事が決まらない!!

失業保険が切れ、家賃を払うことができなくなる。
その心配が、仕事探しをしている間、ついて回る。
焦る気持ちと不安でいっぱいになる。
夜、寝つけなくなる。
そうして、もう「コロナうつ病」に入っている。
しかし、「何としてでもお金を稼ぐことに必死になって」いて、自分がコロナうつ病になっていることを知らないでいる。
こんな人たちがどれだけ大勢いることか。

コロナうつ病を放置しながら、何とか働く所が見つかったとする。
ほっとした途端、新しい職場で、同僚そして上司に気を使い、新しい仕事に馴れようと努力することが始まる。そのストレスが同時にのしかかってくる。

新しい仕事が決まり、一週間か、一〇日目、朝起きることができないという症状を出してくる。

重なる遅刻で上司に叱られる。
まさか!上司に対して「朝、起きられなかった」とは言えない。
「本当は、起きられなかったと言いたいが、我慢するしかない」
言いたいことを我慢しなければ、ストレスは溜まらない。
しかし入社したばかりなので謝るしかない。
もしも朝、起きられないという症状だけではなく、「腹痛、胃痛、頭痛であれば・・・」診断書の提出ということもできる。
だが、「起きられなかった」では診断書提出ができない。
というかたちでコロナうつ病の初期症状が表れる。
「朝起きられない」
「出勤しようとするが、服が着られない」
こうした初期症状は、本人も心の病だとは気がつかない。

診断書を提出できる精神科、心療内科へ行くことを思いつかないのである。

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