「正体不明の病」の放置は危険である。
突然、他人を殴る、などの暴力になる恐れがある。
また、街中で店のドアや看板を蹴り、器物破損で逮捕されたりする。
冷静になった時はすでに遅く、損害賠償金を見て目が覚める。
若い方は、器物損壊で逮捕されても、すぐ賠償金が払えないこともある。
家族にしてみれば、拘留中に反省させたい気持ちもあったりすると、すぐに引き取りに来ない場合もある。

蓄積されたストレスによる不満エネルギーは、強い威力で爆発することがある。
他人の迷惑と家族の迷惑に発展する傾向がみられる。

気分障害で吐き気の症状が出ている時に治さないと、放置することでエスカレートしていく病である。

 

性格による対処法

●「追いつめて自分を攻める人」は、ゆったりした気持ちを持つことが必要。
●「何でもすぐ諦めてしまう人」は、自身をもてる一つか二つを増やすことを試みる。
●「こだわりを持ってスマートフォンなどに依存するタイプの人」、「頼る人がいないと不安になる人」は、独りでやれることを増やしていく。自信をつけていくことで、不安がとれていく。
●機械類、テレビゲーム、インターネットなどの使用は、一日、一時間半以内にしよう。
脳疲労させないことが、深い睡眠になり、回復へ向かっていける。