江東区の心療内科/精神科【浅川クリニック】菊川・森下駅最寄り。うつ病,パニック障害

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浅川クリニック

院長コラム

治せ!コロナうつ病①

時間感覚のズレ、錯覚現象が起こってくる
イラスト

コロナ禍による三年間にわたる生活環境の変化が、心を蝕んできている。
マスク、手洗い、マスクの替え。
わずらわしい。
マスクがない、買っておかないといけない、いつまでマスク生活が続くのだろう。

●誰もが思っている見えない「重圧」となっている。
●大声を出して話せない、心が重くなる。「重圧」となっている。
●対面ではない仕事をするテレワーク勤務の時間で「独り」置いてけぼりの気持ちになる「孤独感」。
●物価が上がる。収入が減る。出費が多い。「先々の不安感」。

日常生活が三年に渡って変わってしまった。
一カ月、二カ月、三カ月では起こらない変化が起こってきている。
「毎日の重圧と不安」がもたらす影響が出てくる。
忙しく、神経が繊細な方には心身症のひとつである「時間のズレ」が起こってくる。
例えば、
自分は八時だと思って家を出た。
駅の乗り換えで、時計が八時を示している。
あれ、おかしいな?自分の時計を見ると、八時を示している。
家を出るときの時間は、いったい何時だったんだろう!

なぜ、錯覚の時間が起きたのか?
長時間にわたり「不安感と日常生活の重圧」がかかることによって!
●時間のずれ
●錯覚現象
●著しい記憶力の低下現象
が起こってくる。

時間のずれは・・・・・・自己判断で、勘違いとして片づけてしまう。
錯覚現象も・・・・・・自己判断で、勘違いとして片づけてしまう。
つまり体に痛みを出していない症状は・・・・・・勘違いと片づけてしまう。
短期記憶喪失・・・・・・二秒~五秒で起きるテクノストレス症候群の病気であるが、体に痛みを出していないので、居眠りをしていると片づけてしまう。

このような正体不明の病気が出始めたのは二〇二一年秋頃。
急に中学生、高校生さんが記憶力の低下で成績を下げてしまった。
このままでは、受験をしても目標校に受からない。その不安でクリニックを訪れた。

そうした学生さんの全員が環境変化により、オンラインとプライベートでもスマートフォンを手離していなかった。

ベッドに入っても寝付けない、朝起きられない。
ある朝急いで学校に行った。服を着て、駅に着いたが、人の少ない光景に気がついた。「今日は日曜日だったんだ!!」
馬鹿な自分は家に帰り、またベッドに横になった。
時間のずれ、錯覚現象はなかったことで、片づけられるが・・・・・・急に低下する記憶力は、受験もあって、見逃せない問題で、診察に来ている。
もちろん、母親と一緒に大きな病院で脳の検査を受けている。
脳の異常は見つかってはいない。

親としては、元の成績レベルに戻してやりたいという希望で、眼科も受診していたりする。
最後の砦としてメンタルクリニックを訪れる人が多い。

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