江東区の心療内科/精神科【浅川クリニック】菊川・森下駅最寄り。うつ病,パニック障害

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浅川クリニック

院長コラム

コロナに負けない心と体の整え方①

うつ病と心身症が合体した複合症状を見せている

その時代までは「うつ病」と「心身症」は主に独立した症状を見せていた。
時は流れて、、

ポケベル → ケイタイ電話 → インターネット → パソコン → スマートフォン

このように機器は進歩し続け、ITによる「人口頭脳」の時代に入ってきている。
今は2021年である。

これらを背景に心の病は複雑化してきていると申し上げたい。
うつ病と心身症が合体した複合症状を見せてきている。
めまい、吐き気、耳鳴り(主に心身症)もあるが、うつ病の症状の不眠もあり、食欲もないという状況にある。

一人の人が心身症とうつ病両方の症状を持ち合わせる。
日によっては、電話が鳴っていないのに鳴っていると思う。
バイブにしているスマホの振動を着信がないのに感じてしまう。この他、人により個々の症状で困っている。
2010年から出始めた機器による症状が現在も続いている。

 

イラスト

会議中に症状が起こり、上司から注意を受けたという人が多く出ている。
ポケットから取り出して、ケイタイを覗くが、電話はかかってきていない。
「微振動症候群」あるいは「幻想振動症候群」といい、体の皮フがズボンやシャツのポケットに擦れると「心身症」で繊細になっているので、微振動が起こったと勘違いをして脳が誤作動をしている。
しかし、どこにも体に痛みを生じることはない。
そこで、一般的には放置してしまうのが心身症である。

この放置してしまうことが、のちのち思わない形を出してくる。
駅のホームやデパートなど、人ごみの中で吐き気を起こすという気分障害を出すことになる。
人によっては強い耳鳴りになる人もいる。
しばらくすると症状は収まる。
「なんだ、気のせいだったのか?」と自己判断して放置することになる。

心の病に対して興味を示さない人が多いのは日本人の心性である。
ところが!! 一番大切な会議中、大切な会議中、大切なお見合いの席など緊張が高まる場所でパニック症状が突然襲いかかる。
周りの人達はあわてる。
どう手当てしてよいか? 処置がわからない。
そんなことがあると、会社だとしたら、のちのち昇進試験の推薦候補から外されることになる。
心の病は緊張度が高まる時、最も起こりやすいのだ。

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