江東区の心療内科/精神科【浅川クリニック】菊川・森下駅最寄り。うつ病,パニック障害

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浅川クリニック

院長コラム

コロナに負けない心と体の整え方⑧

夫の気づかいこそ、夫婦仲良しのコツ
イラスト

妻が子育てをしながら仕事をする。そういう家庭が多くある。
夫が「手早く野菜を炒める。肉を一緒に炒める」。子供と夫婦、人数分一人あたり一八〇ccカップ一杯の水を入れる。一五分コトコト煮る。
カレールーまたはハヤシライスの素を一箱入れる。
かきまぜて出来上がり。
妻が期待していなかった夕食に感動する。
洗濯だって食事前にする。妻にとって、二つだけでもしてもらえる日々があると嬉しい。
ゆとりをもって、子供達と夕食を食べられる。
夫の小さな気づかいが子供の虐待を防ぐことになる。

妻が外で働き、家に帰っても家事をすると、心と体が休まらない。ついつい弱者の子供に手を上げてしまう、それがきっかけで、虐待が始まることも珍しくない。
夫婦が仲良しで暮らすコツは、夫の気づかいにかかっている。
夫がテレビを見ながら、洗濯物をたたむ。
それを見ている妻は、私も頑張って働いていこうと思う。
その気力が出てくる。

コロナウイルス問題で経済的に追い詰められている。
そこで、みんな「気力を失っている」。
家庭内、仕事場で争い事が多くなっているのは、先々の希望と夢がかき消されているからである。
そんな時には「気力を出せる」人の優しさが胸に染みる。

妻がしてもらいたいことは「ほんの少しだけ夫が家事をしてくれること」だったりする。
男性は、男の立場で物事を考えてしまう傾向が強く、女性の気持ちが分からないのだろう。

僕はいつも娘(柴犬)の立場で、物事を見るようにしてきた。だから犬の気持ちが分かるようになった。

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