江東区の心療内科/精神科【浅川クリニック】菊川・森下駅最寄り。うつ病,パニック障害

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院長コラム

「コロナパニックうつ病」に克つ!⑤

テレワークうつ病の原因
イラスト

普通のうつ病は、原因が一つか二つである。

●遺伝上の原因、例えば、祖父母、両親がうつ病であったりする。
●両親が高齢者で歩けない、その世話をしているうちに、いつ終わるのか分からない日々で、心の疲れからうつ病になる。
●幾つかの会社の面接を受けるが、就職先が決まらない、それでうつ病になる。
●転勤をした先で人間関係が築けない。その環境の変化に馴染むことができずに、うつ病になる。
●転勤と同じ状況である社内の配置替えで、新しい上司や同僚と馴染むことができない。
会社の入口まで行くが、社内に入れず、公園のベンチに座る。遅刻が増え、退職命令が出て、うつ病となる。
●普通のうつ病の多くが、原因はひとつである。
会社でイジメを受け、うつ病になる人も多い。

テレワークうつ病の原因は?何層にも重なる不安、重圧から来ている。

会社で自分はどう思われているのか?→不安
このままリストラに向かうのか?→不安
いつ会社へ出社できるのか?→不安
会社をクビになったら家賃が払えない。
ローンをどうしようか?→悩み
テレワークうつ病の発生は、多くの不安と悩みが重なって自律神経の乱れになっている。→病気発生

日々の悩みと不安の大きなポイントは、経済的危機感から来ている。
経済的な不安は、自律神経を直撃する。そのために体調不良が起こる。「下痢、めまい、頭痛・・・・・」を初期症状として出してくる。
そして寝付けなくなる。
そしてイライラ、怒りっぽくなる。
そして、暴力へとエスカレートして、子供の虐待等が始まる。

そして、初期症状から病気が深まるにつれて、「生きていても仕方ない。なにも良いことがない」と毎日、死ぬことばかり考えるようになる。

テレワークうつ病は突然の自殺につながる恐れがある。

早期、初期症状を見逃がさないのがポイントである。

なぜか、おちつかない。
会社へ出勤していた時は、朝の立ち飲みコーヒーが美味しかった。
テレワークになり、食欲がない。昼はなんでも良いと、インスタントラーメンで済ませる。生活することに面倒くささを感じはじめた。
寝つけなくなり、アルコールを飲んで眠る。でも、すぐ目が醒めてしまう。

初期症状の時に、専門医を訪ねて下さい。
仕事は支障なく、続けられます。
初期症状を見逃がすことで、テレワークうつ病が「体調が悪い」という症状を出す。
●仕事がはかどらない。
●仕事ができないと会社から見離される。
●リストラになることもある。

初期症状を見逃がすと、テレワークうつ病は急ピッチで遊状が進む。
普通のうつ病は、月日をかけて、症状が進むが、 テレワークうつ病は、「不安と悩みと経済的な深い悩みを抱えている」ため、すごいスピードで症状が進み、突然自殺につながる恐れがある。

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