江東区の心療内科/精神科【浅川クリニック】菊川・森下駅最寄り。うつ病,パニック障害

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院長コラム

治せ!コロナうつ病⑮

日常生活の中でケアをしていこう
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コロナウイスル問題が発生して、三年間で世の中が塗り替えられていっている。新しい病気である正体不明の病、「隠れ心身症」を出している。

病気にかかってしまうと、完治に時間がかかって、目的がかすんでしまうことになる。

病気になる前に、心のケアーをしながら元気でいることが、成功の鍵をにぎっている。
心のケアーには、家族と楽しい話をして、夢を持つことが必要である。
家族と話をして笑う。そのことでその日のストレスが抜ける。

僕はちなみに!
毎晩、娘である「柴犬ナナ」と話をしている。
ナナが横になると心が焦る。
彼女が先に寝てしまうと、イビキがすごく気になってしまう。
「グゥ~、グゥ~」「ブブゥ~、ブブゥ~」

 

最近は、どこかのおじさんが寝ているのかと思った。

 

肥っている犬であるからイビキをかきやすい。
それも派手な音である。
でも彼女のイビキで嫌なことも忘れてしまう。
一日の終わりである。

 

親馬鹿で、寝ている姿を見ると可愛い・・・・・・。
つい前足をなでてしまう。
「寝つけない、うるさい!」と前足を引く。
失恋した時の淋しい気持ちになる一瞬がある。
「しつこい!」と僕の手をパクリと噛んでくる。

 

娘は、負けず嫌い。
娘より先に歩くと、歯でアキレス腱のところの肉と皮の間をつまむように噛んでくる。これが痛い。
一日、二回喧嘩になる。
一度も叩いたことのない育て方をしている僕が、痛くても耐えるしかない。

 

犬の訓練所では、犬を叩く幼稚園がある。
土曜日の夕方に、しつけ教室に通っていた。
娘は一歳の時は知恵が遅れていた。
何度か叩かれてしつけられているのを見た。
僕は、叩かれているのを見た時、「しつけなんてもういい・・・・・・長生きしてくれれば、それでいい」と目標を変えた。

 

そこから娘と僕との生活は本気モードになった。
娘は負けず嫌いで、したい放題だった。
三年が過ぎた頃から、手を嚙まれて、痛い、痛いと顔をしかめると顔をペロペロなめてきた。
「ゴメンナサイ」が言えるようになった。

 

コップに水を注ぐと、「アリガトウ」と頭を二度下げるようになった。
教えなくても、愛情がこの子を育てるのだと教えられた。

 

クリニックに出勤する時間になると、しっかり起こしに来る。
教えなくても一四歳、一五歳になるとなんでも知ってくる。
犬を預かってくれる所に連れていくと、淋しい、悲しい目で「早く迎えに来て」という顔をする。
娘が来てから、「早く迎えに行かないと」との思いから、ビールを飲むのもやめている。
娘が一人で待っていると可哀想になってしまい、落ちついてビールも飲みに行けない。気がつくと酒は飲まない生活になっていた。
断酒するようになるなんて・・・・・・娘の力はすごい。

日常での幸せは、無意識に生活している中でふと、新しいことに気がつく。そのことで幸せを感じる。

物を買って、手に入れる。半年、一年と月日が経つにつれ、そのブランド品があるのが当たり前になってしまい、幸せの発見とはならない。自己満足の世界も時間と共に消える。
しかし無意識に流れていく日常で、家族の誰かが笑わせてくれることで幸せ感を持ち続けられる。

 

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