江東区の心療内科/精神科【浅川クリニック】菊川・森下駅最寄り。うつ病,パニック障害

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院長コラム

治せ!コロナうつ病⑳

学童期に楽しい体験をしたことが一生の基礎となる
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多くは望まないが、子供さんにとって、「言葉で説明する」教育をお願いしたい。
学童期(小学生)に、楽しい体験をしたことが一生の基礎となる。
新しい脳に擦り込まれた体験が一生の記憶になり、そこから次の体験を重ね、中学生になる頃には、進む人生の道が見えてくる。「夢という目標」が浮かびあがる。
そうした大切な時期に痛みを与える「叩く、蹴る」などすると、「心の病」を成長するにつれて発症する。
怯えにより、子供が持つ能力をつんでしまうのである。

注意を促したい時は、優しく子供の目線で理解するまで、繰り返して下さい。

うちの娘(柴犬)も、3歳から7歳にかけ、理解力が悪く、手を焼くことが多かった。10歳から14歳にかけて、多くの体験をした。
体がしんどい時は勝手にエレベーターの前で、エレベーターが来るまで待っている。
はやく大便をしたい時は、階段をかけ降りる。
散歩中に首輪が外れて、冷や汗をかいて捜していたら、ひとりで玄関の所に帰っていた。
一度も叩くことなく育てたら人の気持ちが理解できる15歳になっている。
今では僕に「朝だ!起きて‼」と言ってくる。
娘に僕は育てられている飼い主である。
親がしっかりしていないために、娘がしっかりしてきた。
7歳頃からしっかりしてきた。
階段を降りている。降り終わると「荷物を違う手に持ってよ。自分の頭にコツコツあたる」と言って、僕のアキレス腱の所を前歯で肉と皮フの間をかむ。
それが痛いのだ。自分より先に歩くと、負けず嫌いだから、「先に行くな」と言って、アキレス腱をかむ。これが痛いのだ。
馬鹿な飼い主だから、怒っても、叩けない。
愛しているということは、すべて言いなりで娘が強くなってしまっている。
親馬鹿を毎日続けいていると、娘がしっかりしてくる。ヤカンで湯を沸かしているのを忘れてテレビを観ていると、シャツを引っぱって、湯が沸いているのを知らせてくれる。
「大変だ!大変だ!ヤカンがガタガタ言っている」と教える。

 

子供の教育も、親が全てしてしまうと何もできない人間になる。
分かっていても、「パパは知らない」と言う。
子供はしっかりしてくる。

教育で一番大切なことが、あるとするならば‼
両親が仲良しで、生活することである。
子供は安心して、学業やスポーツに取り組める体勢ができる。
子供の前で、親が立派すぎると親を越えられない壁に苦しみ、その末に、挫折してしまうケースもある。

親が見守る愛情があれば、子供はしっかりしてくれる。
人間の子供と犬の教育方法とは同じではないが、動物は、親が優しい心の持ち主であれば、言葉が通じる優しさに答えてくれる成長を見せるとお伝えしたい。

 

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